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このブログの著者について
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30歳で安定の会社員を辞め、独立してフリーランスを選んだ男の末路【プロフィール】

inokichi_blog

自己紹介

はじめまして、いのきちです。

僕のブログを見ていただきありがとうございます。

では、最初に、軽く自己紹介を箇条書きで。

名前:いのきち
年齢:34歳
体型:172cm/71kg
出身:九州の港町 
職業:フリーランス5年目(今は清掃業がメイン)
家族:妻、息子
部活:野球部
習慣:お米大好き1日5合
座右:猪突猛進
好き:寿司、アジフライ、空芯菜、マンゴーアイス
趣味:お笑いを見る

ギリ平成生まれです。

子どもの頃は、ゲームボーイでポケモンとか、パワプロ、スマブラもよくしてました。

あと、田舎に住んでいて、公園も普通の野球場と同じくらい広かったので、

よく友だちと草野球して遊んでました。

野球は、高校まで続けましたが、高校ではずっと補欠でした。

中学までは、田舎でメンバーの数が少なかったりでラッキーレギュラーだったのですが、

高校はそんなに甘くなかったですw

補欠でも楽しかったんですけど、それ以来野球はスパッと辞めました。

九州出身なので、お酒強いんでしょ?と言われますが、

家では一滴も飲みませんし、飲むと翌日の体調が悪くなるのであまり好きじゃないですw

飲みの場は好きですが、できれば少人数3〜4人が良いですね。

完全にインドア派で、お笑いを見るのが好きです。

最近は、お笑いコンビ「さらば青春の光」のYoutubeをよく見てます。ちょっと前には、千鳥の相席食堂もよく見てました。

仲良しコンビって見てるこっちも楽しくなります。

学生時代は、くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンが好きで、

野球部の仲間と交代で深夜にMDカセットに録音して、それを貸し借りして、授業中に聴いてましたねw

ブログを始めた経緯


そんな僕ですが、

なんで、ブログを始めたの?と聞かれたら、

「過去の自分のように、毎日モヤモヤしながら働いている」という人の役に立ちたいと思ったからです。

僕自身は、

ずっと親や友人、有名人やインフルエンサー、世間の価値観に囚われて生きてきた

いわゆる”キャリア迷子”です。

父親からは、

「良い学校に入って、良い会社に入って、生涯勤め上げること」こそが正しい

というまさに昭和の価値観をゴリゴリに埋め込まれて育ってきました。

父親の言うことが絶対の家庭だったので、

その価値観に忠実に(というより何も考えてなかった)

大学卒業後は、ザ・日本企業というような年功序列のメーカーの子会社に入りました。

仕事内容は、表向きは営業職でしたが、実際は内勤の事務職。

なぜなら、子会社なので、親会社の言う通りにするしかなく、自分たちに価格や商材などの決定権は一切ありませんでした。

役員以上も親会社からの出向がベース、いわゆる天下り。

今なら、ネットで事前に調べることができたかもしれないですが、

社会人になってみないとわからないことって結構ありますよね。

他にも、会社に入ってみるとわかったことが、

「働かないおじさん」

「働いてるフリして、実は部下に仕事押し付けてるだけおじさん」

「自分のミスを後輩に押し付けてくるパイセン」

などのモンスターが多数実在していたことです。

これらのモンスターを目の前にして、

「あー、オレも10年後こうなるのか」

と考えたら、シンプルになりたくないと思い、そこからようやく自分の頭で考えて、人生を歩み始めました。

転職か・・・・。

「転職するにしても、新卒から3年は今の会社にいたほうがいい」という風潮があったので、

3年弱、その会社でモヤモヤしながらも過ごします。

そこから、どの業界に転職すべきか考えます。

とりあえず、転職エージェントに登録して、ヒアリングされます。

あなたは転職で何を実現したいですか?

今の会社の何が不満ですか?

こういった質問に答えた気がします。

僕は、

「自分の力を試したい」

というようなことを言ったんだと思います。

その結果として、

「コンサル」や「ネット広告」といった無形商材の営業がいいのでは?

と言う話をされて、その道を志望しました。

しかし、コンサル業界を受けるも、

ロジカルシンキングが得意ではないので、面接で撃沈の連続。

そこから、ネット広告の営業職を受けるも、

学生時代を通して、「人にモノを売る」という営業経験が皆無だったので、

完全ド素人の自分は、

こちらも面接で連戦連敗。

現実を直視して、正社員をあきらめて、

契約社員として、どうにか広告の営業マンとして異業種転職することができました。

広告は、ホットペッパーグルメの営業です。

街の飲食店に飛び込み営業して、ホットペッパーを掲載してくださいと話をする。

シンプルにそれだけです。

入った月から早速ノルマが設定されて、

毎月必死でノルマをこなすために、お店の人から罵倒されながらも、ひらすら飛び込み続けます。

そんな感じの仕事を2年ぐらい続けると、少し仕事にも慣れてきます。

ただ、営業成績はノルマはこなせど、可もなく不可もなく。

営業の世界に入ってみると、

前職とは違った良い意味でのバケモノがたくさんいました。

「契約数」という獲物に対して、血眼になって仕留め続けるハンターたち。

彼らハンターに教えを頂いたことで、

ド素人の自分もどうにか営業として、契約を切られずにやってこれました。

一方で、

彼らを前にして、同じ土俵で戦い続けても勝てないなという感覚も持ちました。

スポーツをしたことがある人なら、きっと1度は感じたことあると思います。

自分よりも圧倒的にポテンシャルが高い人にあった時、

「あ、努力うんぬんじゃなく、この人には勝てん」

みたいな感覚です。

営業職は、

あくまで相対評価なので、周囲よりも数字を積み上げることが正義です。

この道で戦い続けても勝算がないことをさとりました。

ここで振り出しに戻った感覚になりました。

あー。無形の営業職が良いと言われ、いざ飛び込んでみたものの、自分はこの道で勝てる気がしない。

さて、これからの仕事どうしようか。

そう悩んだ中で、

今後、何をするにしてもお金は必要だと思い、

平日が会社員だったので、土日のみの週末だけ副業しようと考えました。

週末 副業

とググったらいろいろな仕事が出てきましたが、

たまたま勤務条件があっていたのが、

サ●イの引越しバイトと結婚式のカメラマンの仕事でした。

とりあえず、どちらも応募したら

引っ越しは返事なしで、結婚式は即返事があり、採用されることになりました。

ちなみに、この時までカメラを扱った経験はありません。

まったくの素人でした。

そこから、しばらくは無給で、土日だけ事務所に通い、

カメラの使い方や結婚式場での立ち回りなど教えてもらいます。

そして、6ヶ月後、初めて仕事を任せてもらいます。

このときの報酬は、1万2千円。

ただ、今までバイトでもらったお金や社会人になってからの給料とは全く違う

別次元での喜びを感じました。

いい会社に入って、定年まで勤め上げる

もしくは

キャリアアップして市場価値を上げていく

こういった親や社会全体のキャリアの常識から一歩抜け出す自信

おおお、すげえ。こんな感じで頑張れば、自分でも会社から独立ができるかも。

という気持ちを、このとき初めて持てた気がしました。

仕事を頂いたことで、開業届を税務署に出し、

晴れて、個人事業主としての生活をスタートしました。

ここからは毎月お仕事をいただけるようになり、

平日は営業マンとして働き、週末はカメラマンという生活を続けていきます。

営業の仕事は、最大3年間の契約社員でした。

このときは、まだカメラマン一本で働いていく覚悟もなく、

今の奥さんと出会ったばかりのタイミングでもあったので、

もろもろ考えて、とりあえず別会社の営業職へと転職を考えました。

その中で、年収アップのオファーをいただいた

楽天市場の新規出店の営業へと正社員で転職します。

このときは、とりあえず条件面でしか検討してなく、

将来何がしたいかとか

そういったビジョンをまったく持ってませんでした。

その結果として、

最終的にこの仕事を1年で辞めることになります。

やめた直接の理由としては、

辞める直前の1ヶ月で部署異動を3回命じられたことです。

加えて、地方転勤のような話まで出たので、

「自分の望む人生を歩むには、会社員ではもう無理だ」

「誰かに仕事内容や勤務場所などを決められたりするのではなく、自分で決めたい」

と感じて、会社を退職します。

退職する決心ができたのも、

副業としてカメラマンですでに稼いでいたことが自信になりました。

ただ、一方で

カメラマンとしてこのまま続けるイメージも湧かなくて、

もっと稼ぎたい。できれば時間や場所のとらわれず。

と考えてました。

なぜこのように考えてたのかといえば、

おそらくYoutubeやブログなどのWebや広告の影響です。

そのときは、副業といえば、

「パソコン1台で時間や場所を問わず自由に働こう」

「Webのスキルがあれば、収入は青天井」

といった文言を頻繁に見かけました。(今もそうかも知れませんが)

だから僕は、

「よし!退職をしたのを機に、時間ができるから、カメラマンとして稼ぎつつ、残りの時間でプログラミングを勉強しよう」

と考えます。

そうして独立したのが、2020年2月です。

そこから、プログラミングの学校に通おうと考えましたが、

申し込みしたところ、なんと3ヶ月待ち。

早くても6月からの入校と言われてしまいます。

まぁ、しょうがない。とりあえずカメラマンとして稼ごう。

すると翌月、2020年3月、あの新型コロナウイルスが発生しました。

見事にカメラマンの仕事もすべて吹き飛びましたw

売上ゼロ。

やべぇーーーーーー。

さすがに焦りましたね。

しばらくは余裕がある貯金はしていたものの、独立の現実を突きつけられました。

そこから、業務委託で太陽光発電の営業をはじめます。

独立するなら、営業経験はあった方がいい、なんて昔言われたことがありましたが

初めてその言葉の意味がわかりましたw

その営業を1年ほどやりましたが、

事業が終了し、あらためてフリーに戻ることになります。

そこからは、いろいろなことをやってきました。

もともと、考えていたプログラミングにも手を出しましたが、10万円の教材を買って挫折。

他にも、Youtube、ブログ、せどり、Webデザイン、ハンドメイド、etc….

有名インフルエンサーやネットで稼いでいる人たちが

オススメする仕事を片っ端からやってみました。

しかし、一時的にちょこっと稼げたりはするものの、

収入がなかなか安定せず、徐々に貯金が減ってきて、精神的に苦しい状況が続きました。

あれ?もともとブライダルのカメラマンだったんだから戻ればいいじゃん。

と思った方もいるかもしれません。

実際、コロナから2年ほど経ってきたら式を挙げる人も増えていたので、

一度業界に戻りました。

ただ、緊急事態宣言が解除されてもなお、

結婚式場では真夏でもカメラマンに対して、マスクの着用が強制されていました。

僕は、仕事で何かを人から強要されるのは苦手なので、業界から離れることにしました。

そんなに嫌なの?ただ仕事中にマスク付けるだけじゃん。

と友人にも言われましたが、僕にとってはそれが苦痛で仕方なかったのでしょうがないです。

自分の気持ちにウソはつけません。

こうして、すべて自業自得なのですが、自分が独立して稼ぐ手段がわからない状態に戻ってしまいました。

さすがに、1度会社員に戻るしかない。と考えました。

けど、会社員に戻っても、また独立してフリーランスになりたい。とも思いました。

じゃあ、何の仕事を選ぶのか?

選択肢は無数に出てきます。

あー、多すぎて選べねぇww

そう思ったので、

改めて

自分は何をしたいのか?

そもそも自分の強みって何?

と、自分と向き合う期間を作りました。

実は、過去に会社員だった頃から、

オレって何がしたいんだ?

どういう方向に進めばいいんだ?

とずっと悩んでいた時期があって、

そのころにお金を払って受けた、ストレングスファインダーやエニアグラムといった有料の自己分析ツールの結果を見返すことにしました。


その他にも、「16Personalities」や「グッドポイント」など無料の性格診断や

上司や同僚から過去にもらっていた自身の強みや弱みについてのフィードバックだったり、

そして、自己啓発系のワークもやりました。


好きを50個書き出してみよう

過去の経験を書き出して、モチベーションの浮き沈みをグラフにしよう


などなど。

いろいろやって、特に効果があったのは

ストレングスファインダーと他者からのフィードバックです。

ストレングスファインダーは、自分を客観視するデータツールとして結果に納得感がありました。

一方で、データだけだと現実と乖離する部分があったりするので、

仕事での自分の働きぶりを知っている上司や同僚であったり、

プライベートを知っている家族や友人からもらったフィードバック

というのがとても役に立ちました。

ただ、1番大事なことはそれを含めて自分と向き合う時間だったかなと思います。


結果として、

会社員に戻るにしても何の仕事を選ぶのかという軸が決まりました。

僕に関しては、

「仕事の裁量権があって自分のペースで進められること」


これが自分を活かす環境でした。

なので、


・将来的にフリーランスとして業務委託で独立することができる

・仕事の裁量権があって自分のペースで進められる

・安定的に仕事がある

この3つの軸で、あらためて仕事を探し始めました。

そうするといくつか候補が出てきて、

・Amazonなどの軽貨物ドライバー

・ウォーターサーバーの配送

・不用品の買取営業など


いろいろ出てきた中にあったのが、

「賃貸物件の退去後クリーニング」という清掃の仕事でした。

この仕事で、パートとして6ヶ月間、時給1200円で勤務しました。

その後、独立して今に至ります。

正直、掃除は好きでもなかったですし、自分自身全く几帳面でもないです。

今でもプライベートでは汚れが目立ってきたら、掃除するぐらいの感覚です。

ただ、この仕事は


自分のペースで自由に進められるので、

僕にとっては日々の仕事は、ストレスが少なく過ごせています。

時間にも余裕が出来てきたので、

「なんかうまく言語化できないけど、今の仕事にモヤモヤする」

というような過去の自分と同じような人に向けてブログを書くことにしました。


親や友人、世間の価値観に振り回されてきた僕だからこそ、

過去の自分と同じような悩みを抱える人の役に立ちたいと思いました。



もし、あなたも「自分に合った働き方を見つけたい」と思っているなら、このブログがその役に立てればいいなと思ってます。

最後まで見ていただきありがとうございます。

今後も、これまでの経験から得た学びや気づきをブログに書いていきたいと思ってます。


どうぞよろしくお願いします!

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ABOUT ME
徳川猪吉(いのきち)
徳川猪吉(いのきち)
うぬぼれフリーランス
1989年、九州の港町生まれ。大学卒業後、自動車メーカーの子会社に就職。事務職として3年勤務。年収400万円と安定した収入を得るものの、仕事を効率化するほど業務量が増え、納期に追われる環境で、お金以外の働く目的を見失って転職を決意。2度目の転職した会社で、1ヶ月で3回の部署移動を命じられたことで嫌気が差し、30歳で会社員から独立。 そこから、9つの副業に取り組むも、毎月赤字続き。やむを得ず、手取り14万円の会社に再就職するも、仕事でミスを連発。自己分析を深めるために8つの有料ツールや書籍を50冊以上読む。その後、フリーランスとして、毎月60万円(最高87万円)稼げるようになる。 「自己理解することで主体的に人生を変えていく人の役に立ちたい」との想いからXやブログ開設。
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