【脳のクセをハック！】フリーランスになる前に知りたかった！自分に合った副業を選ぶときの２つのコツ【書籍レビュー】
inokichi_blog
いのきちブログ
【サクッと3分で】あなただけの本当にやりたいことの見つけ方【書籍レビュー】
inokichi_blog
仕事がつまらない毎日から抜け出したい人へ
「毎日同じことの繰り返しで、このままでいいのかな？」
「やりたいことが見つからない、自分は何に向いているんだろう？」
と漠然とした不安を抱えていませんか？
この悩み、僕自身も就職活動をした時からずっと抱えていました。
僕が就活してたのは、2012年の頃です。
まだYoutubeやXといったSNSも今ほど流行ってなかったんですよね。
この頃は、就職というものが本当にブラックボックス化してました。
銀行員、商社マン、大手メーカー勤務….
職業はわかるけど、実態として毎日どんな仕事をしているのかさっぱりわからない。
ところが今となっては、Youtubeを開けば、〇〇のエース社員に1日密着！とかありますし、
「どこの業界が稼げる」とか、「20代でFIRE達成！」みたいな人もSNSでよく見かけます。
副業とか起業のノウハウも、簡単に手に入るようになったし。
これだけ情報が溢れかえっていたら、そりゃやりたいこともわからなくなるよね。って思います。
そんな現代だからこそ、「やりたいことを見つける」ことに真剣に向き合う必要があります。
そこで、今回は、
『1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える やりたいことの見つけ方』
っていう本を紹介します！
この本、
ライフワーク(本当にやりたいこと)の見つけ方のヒントがわかる
からおすすめです。
本の中に、シンプルでわかりやすいワークがあって、実際にやってみたらすごくよかったので、シェアします！
ライフワークってなに？
ライフワークって、「天職」とか「本当にやりたいこと」って言い換えてもOKです。
ただお金を稼ぐためじゃなくて、目的・やりがいがあって、気持ちが満たされる仕事のことです。
苦痛を感じないし、やってて幸せになれる活動ってイメージ。
ライフワークのメリットをまとめると、
ライフワークをする
↓
幸福度が上がる
↓
脳のパフォーマンスが上がる
↓
年収も上がるし、見た目も若々しくなる
とのことでいい事づくし！
やりがいがあって、好きで苦痛もない仕事なら、当然といえば当然かもですね。
ライフワークの見つけ方
で、本題のライフワークの見つけ方ですが、
ここが一押しの部分です。
著者が5000人を超える数多くの方を分析した結果として、
ライフワークの原石は↓の77個の動詞で構成されているそう。
つくる 学ぶ（深める） 聞く 巡る 感じる（触れる） 磨く 投げる 探検する 応援する 振り返る（再現する、想像する） 祝う（プレゼントする） 開拓する 繰り返す 明かす（解明する） 築く 撮る（残す） 描く（書く） かぐ 高める 清める 助ける 届ける 組み合わせる（融合する） 塗る 切る（分ける） 冷ます（抑える） 問う（仮説を立てる） 選ぶ 育てる 味わう 癒す つながる（結ぶ） 飲む 広げる（伸ばす） 彫る 明るくする シンプルにする（短縮する） 燃やす 超える 伝える 歌う 調べる 防ぐ（守る） 飲む 予測する 狭める 読む 分析する 鍛える（究める） 集める キレイにする 乗る 打つ 駆け引きする 導く つむぐ 映す 重ねる 変える 起こす（興す） 教える 治す 表現する 盛り上げる 与える 促す 温める ねらう 学ぶ 蹴る 取り上げる こぐ 似せる 守る 通わせる
この動詞を次の３ステップで活用していきます。
STEP1
この77個の動詞の中から
直感でいいなと思えるものとか、なんか気になるとかっていうのを5分以内に7〜10個ほど選びます。
数は多くても少なくてもいいらしいんですけど、頭で考えず、何となくという感じでいいらしいです。
僕は、この診断の大事な部分は直感かどうかだと思ってます。
直感は、自分の無意識の部分を使うので、普段認識してない自分の考え方とか価値観が反映されたりします。
その無意識にアクセスできれば、この診断をやった意味があったと思います。
なので、「え？なにこの文章」とちょっと驚くぐらいだと成功なのかなと思います。
STEP2
次にステップ2として、この動詞それぞれに目的語を追加する。
例えば、
「作る」っていう単語を選んだとしたら、その上に目的語をつけて、「オリジナルなものを作る」とか。
「育てる」って選んだとしたら「人を育てる」のように、目的語を付けて文章にする。
自分の気持ちが少しでも高まるような言葉であれば何でもいいということです。
STEP3
最後にステップ3として、そのそれぞれ目的語と動詞の組み合わせのものを文章にしていくっていう流れになります。
例えば、
僕の知り合いにやってもらった時は、
「物事を計画して、人を助けたり、応援したり、温めて、人を育てる仕事」
ってなったんです。
もう、人事とか人材育成にピッタリですよね！笑
ちなみに、僕の場合だと、
「本質を学び、自分を高めて、周囲を明るくし、物事をシンプルにし、人を導き、行動を促し、気の合う組織を応援して、日本を盛り上げる」
ってなりました。
なんかめっちゃいいこと言ってますねw
実際、今書いてるブログは割と↑の欲求に沿った行動だったりします。
気の合う組織というのは、自分がいいなと思う活動をしている団体やチームにはサブスクで会費を払うようにしてます。
日本を盛り上げるは、少々おおげさに感じるかもですが、
少子高齢化・物価高・増税….
と暗い話題が多いじゃないですか。
そんな中でも明るくやっていきましょう！というのは僕の想いであり本心です。
このブログを通じて、「仕事を前向きに楽しめる」人が増えていってくれれば嬉しいです。
このワークは簡単で取り組みやすい割に、自分が普段意識してない深い部分の欲求を示してくれるので、おすすめです。
その他にもいろいろなワークが載っているので、一人で自己分析や内省を進めたい人にはピッタリな本かと思います。
ちなみにこの診断、深く考えすぎると回答がピンと来なかったりするらしいです。
そういう時は、また時間を空けてやってみるのが良いかもです。
その他、本の中で共感した部分
・直感は、経験や知識の集大成(p.35)
→将棋の名人の脳を複数解析したところ、１手を決めるときに情報を記憶し、経験を積むほど活性化する脳の部位(大脳基底核)を共通してフル活用していたそう。
つまり、経験をすればするほど直感は磨かれ、自分の判断力を支える強力な武器になる。
1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました。という本では、あるお金持ちが天職に巡り合うまでに10回も仕事を変えた話が載ってましたね。
どんどん経験して、直感を磨くことはお金持ちに通ずるのかもですね。
僕としては、天職があるのなら出来るだけ早く辿り着きたいじゃないですか。
なので、このブログで10回とは言わず、5回くらいで天職にたどり着けるようにしたいなと思ってます。
僕もそうでしたが、
イチロー選手や大谷選手のように1回で天職を見つけることは奇跡に近いです。
1回で正解を見つけようとするとしんどいです。
僕は、嫌い・苦手をトコトン排除して残った中から選んでいくことをおすすめしてます。
個人的な採点
脳科学や研究データに加えて、筆者の五千人以上と対話してきた結果に裏付けされているので、書籍全体として説得力があります。
書体・文字テイスト参考
文字のフォントとか行間の使い方、イラストの相性って大事ですよね。
ネットで購入するときの判断材料としてご参考に。
図解もあり、文字間隔もゆとりがあって、読みやすかったです！
本の目次
第1章 なぜ、「やりたいこと」が見つからないのか？
第2章 ライフワークは、あなたを幸せにする
第3章 「ライフワークの原石」が見つかる 77の動詞
第4章 あなたの個性がわかる「7つの質問」
第5章 適職がわかる「才能診断」
第6章 「好き」を見つける小さな習慣
created by Rinker
¥1,815
(2024/12/22 07:25:09時点 楽天市場調べ-詳細)
著者プロフィール
1975年生まれ。東京工業大学大学院生命情報専攻卒。博士号を取得後、特許庁を経て、2008年に「うまくいく人とそうでない人」の違いを研究する会社を設立。世界的に成功している人たちの脳科学的なノウハウや、才能を引き出す方法を提供するサービスを展開し、企業から教育者、高齢者、主婦など含めてこれまで1万5000人以上に講演会を提供。テレビやメディアなどにも多数出演。著書に『あなたの世界をガラリと変える認知バイアスの教科書』(SBクリエイティブ)、『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』『世界一やさしい自分を変える方法』(以上、アスコム)などがある。著書は海外を含めて累計32万部を突破
ABOUT ME
1989年、九州の港町生まれ。大学卒業後、自動車メーカーの子会社に就職。事務職として3年勤務。年収400万円と安定した収入を得るものの、仕事を効率化するほど業務量が増え、納期に追われる環境で、お金以外の働く目的を見失って転職を決意。2度目の転職した会社で、1ヶ月で3回の部署移動を命じられたことで嫌気が差し、30歳で会社員から独立。
そこから、9つの副業に取り組むも、毎月赤字続き。やむを得ず、手取り14万円の会社に再就職するも、仕事でミスを連発。自己分析を深めるために８つの有料ツールや書籍を50冊以上読む。その後、フリーランスとして、毎月60万円(最高87万円)稼げるようになる。
「自己理解することで主体的に人生を変えていく人の役に立ちたい」との想いからXやブログ開設。
